[ 04 / MONDO ]

M.020 · MONDO-DI NOTA · 土地

てきしょくちそう

DRIPSTRATUM

泡字石板が出土する堆積層。滴殖紀に形成され、層位ごとに異なる構文相を保存する。

Dripstratum は、滴殖紀に形成された堆積層の総称であり、泡字石板・羊皮紙・膜面資料の主要な出土源である。

層位は上から順に:

  • C 層 — 後期滴殖紀。《Fractura Phonica》など初期泡字を含む
  • S-II 層 — 連結泡構文・分岐泡構文の痕跡が最大密度
  • S-IV 層 — 凝固泡と反射構文の過渡。パリンプセスト(palimpsestus)が頻出
  • S-VI 層 — 逆行讃歌など後期反射詩の層位

S-IV の石板群は上書き処理(erasura documentalis)の痕跡を多く含み、負の泡跡anti-bolla)として表層から検出される。反射率 ΔR > +7% の環状パターンはパリンプセスト化の指標となる。

発掘は滴殖文明保存プロジェクトの Dripstratum Initiative が主導し、ミューズのコヴェンと研究者の協働によって資料化が進められている。層位そのものが命令詩の生成史の層序図として機能する、と整理できる。